ガスや脂肪のためにエコーでは見えにくい、深部臓器の描出が可能で、主に5臓器(肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓)を観察します。
腹部超音波検査に比べ腹部CT検査は腫瘍、結石などの診断によっては優れている場合もあるので、腹部超音波検査に追加することにより精度が上がります。
放射線被曝があるので、妊娠中、または妊娠の可能性のある方は受けられません。また造影剤を使用しない単純CTのため、血流障害や炎症性病変の有無、腫瘍性病変の有無を評価できない場合があります。
通常検査前4時間は絶食、2時間前からの絶飲が必要となります。