便の中に微量の血液がないかどうか、食道から肛門までの間の出血の有無を調べる方法です。 肉眼ではわからない微量の出血(ヘモグロビン)を免疫学的に検出します。 「痔」による出血があると陽性になることがありますが、痔の出血と大腸病変からの出血の区別はつきません。 陽性となる病気には大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎など大腸の病気が多くみられます。 免疫法でも早期の大腸がんで50%、進行がんでも1回の検査では陰性のことがありますので、通常2回法(2日間の便を調べる)が用いられます。