温熱療法、ハイパーサーミア、加温療法あるいは高温療法とも呼ばれ、身体を温めて腫瘍などの病気を治療する方法です。 がん組織は正常組織に比べ熱に弱く、がん組織は42.5℃以上の温度で死滅することが世界の科学者によって証明されています。 この性質を利用したがん治療がハイパーサーミアです。 正常な組織は温められると血管が拡張し、血流が増えて熱を逃がすため、温度上昇は、がん細胞よりも緩やかになる。そのため、がん細胞を選択的に攻撃できます。 加温時間は30分~50分ほど。