JCI(Joint Commission International)

JCIとはJoint Commission Internationalの略で、世界の中で最も厳しい基準を持つ国際的医療施設評価機関。
もともとは米国の医療機関を対象とした第三者評価機構 Joint Commission(元JCAHO:1951年設立) の国際部門として1994年に設立されました。
JCI認証とは医療機関において患者様の安全性が担保されているか、高品質な医療が提供されているか、院内に継続した改善活動が行われる仕組みを有しているか等を評価し、国際基準の質を担保し、安全な医療を提供していると認められた医療機関にのみ与えられる認定です。
日本では2009年に千葉県鴨川市の亀田メディカルセンターが最初に認証をうけております。

審査基準はJCIの評価項目は患者様を中心とした基準が8基準、医療機関の管理基準が6合計14基準に分けられ、1200以上の測定項目があります。(以下はが14の基準です)

The Standards Manual:JCI評価項目

〇Patient-Centered Functions(患者中心の基準)

1)International Patient Safety Goals(IPSG、国際患者安全目標)
2)Access to Care and Continuity of Care(ACC、ケアへのアクセスと継続性)
3)Patient and Family Rights(PFR、患者と家族の権利)
4)Assessment of Patients(AOP、患者の評価)
5)Care of Patients(COP、患者のケア)
6)Anesthesia and Surgical Care(ASC、麻酔と外科科的ケア)
7)Medication Management and Use(MMU、薬物の管理と使用)
8)Patient and Family Education(PFE、患者と家族の教育)

〇Health Care Organization Functions(医療機関の管理基準)

1)Quality Improvement and Patient Safety(QPS、質の改善と患者安全)
2)Prevention and Control of Infections(PCI、感染の予防と管理)
3)Governance, Leadership and Direction(GLD、組織管理)
4)Facility Management and Safety(FMS、施設管理と安全)
5)Staff Qualification and Education(SQE、職員の資格と教育)
6)Management of Communication and Information(MCI、コミュニケーションと情報の管理)


(2019年6月)現在日本でJCI認証を受けている医療機関の数は以下の29の医療機関となります。

1)相澤病院
2)中部徳洲会病院
3)藤田保健衛生大学病院
4)福岡徳洲会病院
5)老人保健施設横浜
6)葉山ハートセンター
7)IUHW三田病院
8)日本赤十字足利病院
9)日本赤十字石巻病院
10)日本赤十字名古屋福島第二原子力発電所病院
11)順天堂大学病院
12)亀田メディカルセンター
13)岸和田徳洲会病院
14)倉敷中央病院
15)巽病院
16)メディポリス陽子線治療研究センター
17)三井記念病院
18)名古屋大学医学部附属病院
19)南部徳洲会病院
20)NTT東日本関東病院
21)彩の国Higashiomiya医療センター
22)済生会熊本病院
23)埼玉医科大学国際医療センター
24)札幌市東徳洲会病院
25)聖隷浜松総合病院
26)湘南藤沢徳洲会病院
27) 湘南鎌倉総合病院
28) 聖路加国際病院
29)東京ミッドタウンクリニック


2018年の段階での国別トップ10(JCI認証取得状況)
1)UAE・192
2)サウジアラビア・103
3)中国・98
4)タイ・64
5)ブラジル・63
6)トルコ・46
7)インド・38
8)スペイン・31
9)イタリア・31
10)イスラエル31