腹部(みぞおちから、わき腹のあたり)に超音波をあて、主に膵臓・肝臓・胆道・腎臓・脾臓・腹部大血管の観察をします。 検査時間10~15分程度です。胆石、ポリープ、のう胞、腫瘍などの限局性病変、脂肪肝、慢性肝炎などのびまん性疾患、各臓器の形態などを観察する検査です。 ただし、高度の肥満や術後など、生体条件の変化によって超音波が臓器に届かず、観察できない部位や描出不良の場所が発生することが検査の弱点ですが、身体に無害であり、リアルタイムで臓器の様子を観察することができます。