下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)は先端にCCDカメラを装着した細長いスコープで肛門から内視鏡を入れて直腸から結腸、盲腸まで観察するものです。大腸は曲がりくねっているので胃に比べ、挿入方法はすこし複雑ですが、小腸の手前まで挿入することが可能です。
ポリープやがん、出血、炎症等をモニター画面で観察し診断出来ます。また、組織を採取し顕微鏡検査をする事で細胞を詳しく検査することが出来ます。
検査時間は受診者により多少違いますが、およそ15分から1時間程度です。ただし下剤を飲んで大腸をきれいにする前処置が必要となりますので、検査時間にプラス数時間の時間を要します。