JMIP(Japan Medical Service Accreditation for International Patients)

JMIP(ジェイミップ)とはJapan Medical Service Accreditation for International Patientsの略で一般財団法人日本医療教育財団が行っている外国人患者受入れ医療機関認証制度の事。
外国人患者の円滑な受入れを推進する国の事業の一環として厚生労働省が平成23年度に実施した「外国人患者受入れ医療機関認証制度整備のための支援事業」を基盤に策定され、本認証制度では、日本国内の医療機関に対し、多言語による診療案内や、異文化・宗教に配慮した対応など、外国人患者の受入れに資する体制を第三者的に評価することを通じて、国内の医療機関を受診するすべての外国人に、安心・安全な医療サービスを提供できる体制づくりを支援しています。

本認証制度の対象となる医療機関は、次のように定義されます。

第三者機関による認証制度(※)によって医療施設機能が評価されている病院または健診施設。

※ 次の条件を満たす認証制度で、かつJMIP認証審査会が適切であると判断したもの。
(1) 病院または健診施設の医療機能を評価する評価項目を定めている。
(2) 所定の研修カリキュラムによって養成された調査員により、評価項目に沿った調査(実地
調査を含む)が実施されている。
(3) 調査結果に基づき、第三者からなる認証審査機関によって認証の是非が審議されている。

2019年6月現在61の医療機関が認定をうけています。