国立がんセンターから「肝臓がんのゲノムを新手法で解析 B型肝炎ウイルスによる新たな発がんメカニズムを発見」というニュースが発表されてましたの紹介いたします。
国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜 斉、東京都中央区) 研究所がんゲノミクス研究分野(分野長 柴田 龍弘)は、第3世代のシークエンサーを用いた最新の解析方法でB型肝炎陽性肝臓がん108症例を含む、日本人の肝臓がん373症例のゲノム解析を行いました。
その結果、B型肝炎ウイルスに感染後、肝炎から肝臓がんに至る新たな発がんメカニズムを発見しました。今後、さらに研究を進め、肝臓がん予防への応用を目指します。また本研究では、これまで十分に解析されていなかった肝臓がんのゲノム異常とエピゲノム異常や喫煙・飲酒など発がん要因との関連についても明らかにしました。
本研究は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援により行ったもので、研究成果は英国専門誌「Nature communications」に2018年4月24日付で発表されました。さらに本論文は、同誌において、ゲノム・エピゲノム領域における特筆すべき論文(Editors’ Highlights)として選抜、紹介されました。
https://www.nature.com/collections/ed-highlights-genomes-epigenomes
全文はこちら(国立がんセンターサイトにリンクされてます)
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2019/0226/index.html
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